文化財フォーラム
2025-07-30


禺画像]
長年考古学の世界に居たものだから、町の文化財保護審議会の委員をやって来たのだが、現会長が辞任されたため今年度から私が会長という事になってしまった。歴史や文化に関わる事って、20年以上住んでるとはいえ、地域の昔を知らない移住者には荷の重い事だと思うのだが、体調不良と言われては無理強いする訳にもいかず引き受けた。
現在我が町では文化財保存活用地域計画を策定すべく動いてる他、中世から近世の貴重な城郭址であり、街のシンボルでもある城山の国指定史跡登録に向けても動いている。そんな訳で近年になく文化財関連の行事が続き、城山の発掘調査の他、文化財保護機運熟成のため文化材フォーラムも計画され、文化財保護審議会のメンバーが交代でレクチャーをしている。9月にはその4回目として私の番が来るのだが、久々の講師なのでテーマや資料集めにやや手間取っている。昨日も町の歴史民族資料館に行って打ち合わせや資料調査をしてきた。人前で話をする事自体が久々のことなので、何やらモヤモヤした不安も過っている。もちろん自信がない訳ではないが、脳梗塞の後遺症で声が出にくくしゃがれ、滑舌が悪いと自覚しているので、以前に比べれば気が重いのだ。
それと10月の美術協会展に向けて作品も作らなければというプレッシャーも感じ始めている頃でもあるが、まあ難しく考えず、猛暑中ではあるが、まずは健康第一で乗り切っていくとするか。
[随想]
[考古学・文化財]

コメント(全0件)


記事を書く
powered by ASAHIネット